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新着情報

2019-10-04

2019年10月 吉祥寺村立雑学大学40年記念誌を刊行しました

40年続いている「会」

世にはさまざまな「会」がありますが、存続しているのは、母体の存続や時代、メンバーの年齢・生活環境・考え方の変化などを、それなりに受け止めて、存続が危ぶまれる局面も乗り越えながら、今に至っているように思います。
10年、20年続いている会もすごいと思いますが、40年継続ともなると気が遠くなる思いになります。

吉祥寺に「吉祥寺村立雑学大学」という、毎週土曜の朝に開催している会があります。この「雑大」が2019年に設立から40年を迎えました。大学にしているのは、学びの場の意味であり、一般の方も講師となって、知的好奇心をくすぐる雑学を学びましょうという主旨からです。40年間での講義は、実に2000回にも及びます。

この雑大の特徴は、「3タダ主義」という参加費・会場費・講師料が無料のシステムです。参加においては、参加申し込みも必要もなく、遅刻早退出入り自由です。現代のルールからするとセキュリティについての意見があるかもしれませんが、参加者も含めて全体で会を大切に守っている意識が形成されていて、それが高いレベルでの安全性につながっていると言えます。

では、なぜ、40年、2000回も人が集まり続けたのでしょう?

それは、正直、分かりません。

言えるのは、2000回、週一の講義を開催し続けたことです。
これまでで、講師がいない、参加者がいない、会場が見つからないということもあったそうです。しかも全てがボランティア。継続するか否かを考える時期もあったでしょう。

それも含めて40年続ける法則はあるのでしょうか?

個人的には
「やってみる」
しかないようには思います。
「やってみる」想いがあるから、支援者も現れ、人も集うのではないのかと。

もし、「会が継続する方法」「人が集まる会の企画」にご興味がありましたら、土曜日の朝10時に吉祥寺にお越しいただけたらと思います。何かのヒントをお持ち帰りいただけるのではないかと思います。
講義は、毎回変わりますので、講義予定リストでご確認ください。

http://www.tokyo-net.ne.jp/kichijoji/zatudai/

優しくて、ユニークな人たちがお待ちしています。

<ご案内>
吉祥寺村立雑学大学の40周年を記念した「吉祥寺村立雑学大学40年の歩み「夢を育む学び舎」」
を刊行致しました。
これまでの歩みを写真、寄稿、全講義リスト(第1回~第1978回)で振り返ります。

「吉祥寺村立雑学大学40年の歩み「夢を育む学び舎」」
ISBN:9784907591274
編集・発行:吉祥寺村立雑学大学40周年記念誌編集委員会
発売:武蔵野デジタル出版株式会社
装画:稲田善樹
装丁:Mio Silvey
本体価格:1500円(税別)

市民の会の企画・運営の参考にいかがでしょうか?

書店では、吉祥寺「ブックスルーエ」でご購入いただけます。
http://www.books-ruhe.co.jp/

ネットでは、amazonでご購入いただけます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4907591276

<取材・メディア>
「週刊きちじょうじ」で掲載されました。
http://www.tokyo-net.ne.jp/kichijoji/weekly/2019/2328/image/cover3_30.jpg?fbclid=IwAR397HKreJ0G84-09RNAb8tpk0vJbE-jXtgAE12XwO2zViz22dDp6eMzsys

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